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連載コラム
「インターネット 世界への扉」

インターネット 世界への扉

【50】



社会学

(1997年12月27日付)



【回数】50
【タイトル/キーワード】社会学
【紹介ホームページ】SOCIUS
【URL】http://www.asahi-net.or.jp/‾bv6k-nmr/welcome.html

【本文】

 一月から始まった本コラムも最終回。インターネットの世界では一年が七年分に相当するといわれるが、この一年、いろんなことがあった。

 そんな中で本コラムでは、人びとが生活圏をこえて出会い、特定のテーマについて語り合い、知性や行動力を相互に高め合うメディアとしてインターネットを紹介してきた。じつはこの一年間のインターネットの動きはむしろ逆で、民放テレビのようなビジネス主導に変わっている。思うところあって、あえてこの傾向に逆らってきた。

 現代社会は複雑で、その分、極端な動き方をする。それをどう捉えていけばいいのか。主役であるはずの人間の意識と知性がついていけなくなっているのではないか。昨日の常識は今日の非常識。去年までの慣行は今年の犯罪。知識も考え方も更新しなければならない。そんな時代にインターネットは市民の安価な知的道具として大いに役立つはずである。

 まだまだお伝えしたいことはあるが「それはインターネットでね」ということにしよう。我田引水で恐縮だが「ソキウス」(http://www.asahi-net.or.jp/‾bv6k-nmr/welcome.html)は社会学への招待を期した私のホームページ。この連載も「ソキウス」がご縁で始まった。

 最後に一言。本コラムでは終始自由に書かせていただいたので、いつ打ち切りになるかと懸念したものだったが、こうして一年続けさせていただいた。読者と関係者の懐の深さに感謝。ありがとうございました。

(野村一夫・法政大学兼任講師)