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連載コラム
「インターネット 世界への扉」

インターネット 世界への扉

【33】



山歩き

(1997年8月23日付)



【回数】33
【掲載日】1997年8月23日
【タイトル/キーワード】山歩き
【紹介ホームページ】低山徘徊派! (^^)v
【URL】http://www.sikasenbey.or.jp/‾akiyuki/index.html

【本文】

 そろそろ夏山のシーズンが終わる。今ごろは、撮ってきた写真を並べて夏の山行の記録を整理している方も多いことだろう。もちろんアルバムを家族や仲間で楽しむだけでも十分だが、近ごろはそういう記録をインターネットに公開する人たちがふえている。

 何のために?――ひとつは、そこから同好の人たちとの出会いが始まるから。同じ道を登り、同じ苦労をし、同じ風景を見た人たちとは自ずと友情めいたものが生まれる。ふたつは、情報や知識を他人と共有できるから。つまり、ちょうど山小屋の食堂でのおしゃべりのようなもので、それも山歩きの大きな楽しみのひとつである。

 「低山徘徊派! (^^)v」(http://www.sikasenbey.or.jp/‾akiyuki/index.html)は、おもに近畿地方の山歩きを中心にした個人ホームページ。生駒山を中心に近畿の低山にこだわっているところが、かえって新鮮だ。山野草の写真が豊富で、今どきの山歩きの魅力をうまく反映している。

 あちこちに読者参加のページがあるのも特徴で、まるでにぎわっている山小屋の沓(くつ)脱ぎのようだ。充実した「リンクリスト」を眺めれば、お目当ての山をテーマにしたホームページも見つかるだろう。

 夏山は終わっても、秋は秋で美しく静かな山歩きが楽しめる。低山は年中歩けるのが魅力で、むしろこれからが本番だろう。ピークハントもおもしろいが、こういう静かな「山の愛し方」もあるのだ。

(野村一夫・法政大学兼任講師)