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連載コラム
「インターネット 世界への扉」

インターネット 世界への扉

【7】



(1997年2月15日付)



【回数】07
【タイトル/キーワード】本
【紹介ホームページ】Jump to Library in Japan
【URL】http://ss.cc.affrc.go.jp/ric/opac/opac.html

【本文】

 本は買うものではなく借りて読むものである。そうでないとお金のないときは本を読まないことになってしまう。お金が余っている人なんてそういるわけではないので、ついつい本を読まないことになりがちである。その意味で読書生活の基本は図書館から借りて読むことだ。高価な本も読んでしまえば自分のものになる。こういう「税金の還付」もあるのだ。

 ぶらぶらと図書館散歩もいいものだ。ただし、それだとその図書館の所蔵図書にかぎられてしまう。お目当ての本が見つからないこともあるだろう。だが、あきらめてはいけない。じつはたいていの図書館ではそこにない本も借り出せるのだ。著者・書名・出版社がわかっていれば取り寄せてもらえる。小さな図書館でも使い方しだいなのである。

 問題はそのデータをどうやって入手するかだ。

 OPACは大学図書館などが公開している電子図書目録だ。テーマや著者名を入れて検索すると、該当する本のリストがでてくる。細かいデータもとりだせる。「Jump to Library in Japan」(http://ss.cc.affrc.go.jp/ric/opac/opac.html)は全国のOPACに直行できるホームページだ。

 たとえばオルテガについて創価大学中央図書館のOPACで検索すると33件でてくる。見ると中公新書に評伝らしいものがある。刊行年も新しいからこれを読んでみよう、という感じだ。こんな寒い季節には、とりあえず自宅で調べられるのがなによりである。

(野村一夫・法政大学兼任講師)