

(1997年1月25日付)
【回数】04
【タイトル/キーワード】重油流出
【紹介ホームページ】「ナホトカ号」重油流出事故及び漂着重油回収についての情報リンクページ
【URL】http://www.jaist.ac.jp/misc/nakhodka.html
【本文】
福井県沖でロシア船籍のタンカーが座礁し、重油が流出する事故が起こった。刻々と日本海沿岸に押し寄せる重油。それに対して、それを処理できる専用船は日本に一隻しかないという。こういうとき日本の政治の情けないことを痛感する。
極寒の波打ち際での手作業が各地でつづいている。主体は地元の市民やボランティアである。連日におよぶ作業はそうとうつらいようだ。とうとう死者もでてしまった。
こういうとき「何かできないか」と思う人がいる。それができる時間と力のある人もいる。そういう人と現地をつなぐのは詳細な具体的情報である。どこで何が必要で何を用意すればいいかといった、行動するための具体的情報だ。
従来はそれを電話やマスコミに頼ってきた。けれども電話は関係者の時間を奪う。他方、マスコミの伝える情報は大まかすぎるし網羅性がない。地形も気候も被害も異なる各地の事情を人びとが直接知り、自分が参加できるところを見定めるには、各地の最新の個別情報に効率よくアクセスできなければならない。
北陸先端科学技術大学院大学有志による「ナホトカ号重油流出事故及び漂着重油回収についての情報リンクページ」(http://www.jaist.ac.jp/misc/nakhodka.html)には、各地の状況やボランティア募集情報が網羅されている。対策手段情報のリンクもある。これからボランティアに参加する人は、これでよく調べて、適切な貢献をしてほしい。
(野村一夫・法政大学兼任講師)