

(1997年1月4日付)
【回数】01
【タイトル/キーワード】目次
【紹介ホームページ】Yahoo!Japan
【URL】http://www.yahoo.co.jp/
【本文】
インターネットを使えば何でもわかる。たしかにそれはもはや誇張ではなくなった。けれども、ひとつ条件がつく。「ユーザーにそれを調べる力があれば」という条件だ。
マス・メディア中心の時代はメディア側の人たちが調べた。受け手は、善かれ悪しかれ、それをちょっと吟味しながら受け売りしていればすんだ。それに対してインターネットは私たち自身が調べなければ話が始まらない。情報や知識はネットワーク上のどこかにある。問題はそれをみつけられるかどうかにかかっている。
そこで考案されたのがディレクトリーサービスだ。ディレクトリーサービスとはインターネットの目次である。きちんと分野別に分類されているだけでなく、どれが定番なのか、どこに充実したホームページがあるのかが評価されて並んでいる。
その代表的存在が「ヤフー・ジャパン」(http://www.yahoo.co.jp/)だ。もともとはアメリカの学生が自主的に始めたサービスだが、現在では広告をとって商業ベースになっている。今となってはビジネスチャンスのるつぼと化したインターネットも、つい最近まで名もない若者たちによって運営されていたのである。
というわけで、これから一年間、インターネットを利用してさまざまな「世界」を見聞していくことにしよう。そうそう、案内役の私は何者か。それについては「Yahoo!Japan」の「社会学」の項目からたどって調べていただくのがインターネットらしい作法というものだろう。
(野村一夫・法政大学兼任講師)